白蘭で涼軍を迎え討った楚北捷(そほくしょう)は白蘭軍も晋の援軍も現れない中、孤軍奮闘を続けていた。その頃、隠れ家にいた白娉テイ(はくへいてい)が刺客に襲われ、その黒幕が張(ちょう)尚書であることが発覚する。白娉テイは何侠(かきょう)と涼王が手を組み張尚書と張貴妃の父娘も協力してい […]
亡き晋(しん)皇后と皇子たちの法要に訪れた楚北捷(そほくしょう)は、司馬弘(しばこう)からこれまでのように信頼することはできないと告げられる。そして、彼は降格させられ、代わりに張(ちょう)尚書に軍の全権が与えられる。さらに、涼軍が迫る白蘭に援軍を送ることが決定されると、張尚書の命 […]
明日が楚北捷(そほくしょう)と別れて遠方へ旅立つ日となった月夜の晩。白娉テイ(はくへいてい)は寒空の下、琴を弾きながら楚北捷が自分に会いに来てくれるのを待つ。そして、やっと目の前に現れた彼に、これからはずっとそばにいさせてほしいと頼む。そして、彼女の覚悟を思い知った楚北捷は、運命 […]
白娉テイ(はくへいてい)がやっと目覚めたものの楚北捷(そほくしょう)は会おうとしない。彼は添い遂げられない運命とあきらめ、白娉テイを晋から遠くに逃がすことを考えていたのだった。その頃、晋の皇宮では張(ちょう)貴妃が楚北捷の暗殺に失敗したことに立腹、隠れ家をもう一度探らせることにし […]
何侠(かきょう)は白蘭の朝議に乗りこむと、息子を耀天(ようてん)皇女と結婚させようと企む貴(き)丞相の裏をかいて、堂々と耀天皇女に求婚。それを喜んだ耀天皇女は重臣たちを説得し何侠との結婚を決める。その頃、晋では張(ちょう)尚書が女性たちを集め、ある謀略の準備を進めていた。また、楚 […]
死んだと思われた白娉テイ(はくへいてい)は楚北捷(そほくしょう)の手配でひそかに助け出され隠れ家で酔菊(すいぎく)の治療を受けていた。そこに駆けつけた楚北捷は昏睡状態の白娉テイを懸命に看病する。その頃、晋の皇宮では皇子に続いて晋皇后をも亡くした司馬弘(しばこう)が酒に溺れていた。 […]
楚北捷(そほくしょう)の助命を願う白娉テイ(はくへいてい)に司馬弘(しばこう)が言い放ったのは、殺すのはお前一人だという言葉だった。そして、司馬弘は牢から出した楚北捷に白娉テイの処刑を命じる。すると、白娉テイを追いかけてきた則尹(そくいん)が現れ、楚北捷と一対一の戦いに。結果、楚 […]
捕らえられ拷問を受けた楚北捷(そほくしょう)は皇子二人を殺した罪で斬首されることに。一方、則尹(そくいん)の兵とともに晋に戻った白娉テイ(はくへいてい)は、楚北捷を皇宮から救い出すため彼の部下・楚漠然に協力を求める。だが、楚漠然に断られ武力での救出は無理と悟った白娉テイ。彼女は自 […]
晋軍を撤退させる白娉テイ(はくへいてい)の作戦はうまくいったはずだった。だが、晋の皇宮を混乱させる彼女の計画は何者かに悪用され、図らずも晋の皇子二人が毒殺されてしまう。そして、下手人の口から首謀者は白娉テイだと聞いた司馬弘(しばこう)は、白娉テイと楚北捷(そほくしょう)の共謀を疑 […]
涼軍と晋軍は典青峰で決戦を果たすことになるが、楚北捷(そほくしょう)がたった一人で涼軍の陣地に現れ、白娉テイ(はくへいてい)を連れて姿を消す。そのため、白娉テイが誘拐されたと思った則尹(そくいん)は必死に彼らの行方を追う。その頃、楚北捷への誤解を解いた白娉テイは、崖から落ちて怪我 […]
晋では父の張(ちょう)尚書とともに陰謀を企む張貴妃が、ひそかに涼王と手を組むことに。一方、戦場では白娉テイ(はくへいてい)と楚北捷(そほくしょう)が知略を競った結果、堪布で涼軍と晋軍の戦いが始まろうとしていた。だが、白娉テイが一人で涼軍の盾となったのを見た楚北捷は、戦わずして兵を […]
白娉テイ(はくへいてい)は幼なじみである涼の将軍・則尹(そくいん)の妻・陽鳳(ようほう)と旧交を温める。そして、楚北捷(そほくしょう)と戦う夫の身を案じる陽鳳のために軍師として涼に協力することを決心、涼王に晋の皇宮を混乱させるための知恵を授けた後、則尹の軍と合流する。一方、白娉テ […]
司馬弘(しばこう)は楚北捷(そほくしょう)に涼への出兵を命じ、凱旋したら王妃にふさわしい娘と縁組させると告げる。それを耳にした張(ちょう)貴妃は楚北捷に愛を告白し、謀反すらいとわないと訴える。だが、楚北捷はきっぱりと拒絶し、涼にいる白娉テイ(はくへいてい)の命が狙われていると知る […]
楚北捷(そほくしょう)は燕の15の銅山を制圧すると、5年の停戦について慕容粛(ぼようしゅく)の同意を取り付ける。一方、耀天(ようてん)皇女の訪問を受けた司馬弘(しばこう)は、白蘭との交易を条件に涼を討つ約束をする。その頃、楚北捷への復讐の機会をうかがう何侠(かきょう)は、白娉テイ […]
白娉テイ(はくへいてい)が屋敷から逃げたことに気づいた楚北捷(そほくしょう)は、すぐに彼女の後を追いかける。だが、気づくと何侠(かきょう)の兵に包囲されてしまっていた。そこで初めて自分がおびき出されたことに気づいた楚北捷。彼は5年間は燕を攻めないでほしいという白娉テイの願いを聞き […]
楚北捷(そほくしょう)を救うため司馬弘(しばこう)と取引した白娉テイ(はくへいてい)。彼女は頭の中にある兵書を書き出すことになるが、その監視役となった張(ちょう)貴妃から鞭で痛めつけられる。それを止めに入った楚北捷は白娉テイを自分の屋敷へ強引に連れ帰ったのだった。一方その頃、何侠 […]
楚北捷(そほくしょう)を刺してしまった白娉テイ(はくへいてい)は一晩中彼を介抱し、翌朝黙って彼の元を去る。その後、彼女は晋に捕らえられた冬灼(とうしゃく)を救うため一人で宮中へ。だが、それは彼女をおびき出す罠だった。すると、そこに楚北捷が現れ、自ら盾となり白娉テイと冬灼を逃す。そ […]
晋の皇帝・司馬弘(しばこう)から死罪を言い渡された白娉テイ(はくへいてい)。翌朝、彼女を助けようと楚北捷(そほくしょう)は刑場まで馬を走らせるが、彼女はすでに斬首されたと聞かされる。しかし、司馬弘は15の銅山と引き換えにひそかに白娉テイを慕容粛(ぼようしゅく)に引き渡していたのだ […]
婚儀の最中、楚北捷(そほくしょう)と白娉テイ(はくへいてい)はともに毒に当たって倒れるが、治療を受けて事なきを得る。それが白娉テイの計略だと悟った楚北捷は、自分を今すぐ殺すよう迫るが、彼女は応じなかった。そして翌朝、楚北捷は白娉テイの真の目的を知ることに。彼女は自分の命と引き換え […]
楚北捷(そほくしょう)と豪商である花家の令嬢との縁談が持ち上がる。楚北捷が令嬢の弾く琴の音に惹かれて会いに行くと、そこには白娉テイ(はくへいてい)の姿があった。そこで、自分の命も顧みず何侠(かきょう)を助けようとする白娉テイの覚悟を知った楚北捷は、彼女の気持ちを汲んで一度だけ何侠 […]