追っ手をかわすために苛酷な旅を続け、体調を崩した身重の白娉テイ。(はくへいてい)彼女は通りがかりの阿漢(あかん)の家で酔菊(すいぎく)とつかの間の休息を取った後、白蘭と涼の国境にある山脈を越えるため先を急ぐ。一方、白娉テイと酔菊の消息を得て後を追いかけた楚北捷(そほくしょう)は、 […]
貴(き)丞相に耀天(ようてん)皇女を危険に晒したことを追及され杖刑を受けた何侠(かきょう)。復讐の念を新たにした彼は白蘭の実権を握るため動き出す。その頃、別れの文を残して楚北捷(そほくしょう)の元を去った白娉テイ(はくへいてい)は、酔菊(すいぎく)とともに陽鳳(ようほう)のいる涼 […]
耀天(ようてん)皇女が白娉テイ(はくへいてい)の戦略を何侠(かきょう)に伝え、彼がそれを実行した結果、白蘭軍が勝利したかに見えた。ところが、何侠の裏をかいた楚北捷(そほくしょう)は退却を装い白蘭軍を待ち伏せていた。そして、楚北捷と何侠は一対一の熾烈な対決を繰り広げることに。だが、 […]
白娉テイ(はくへいてい)は耀天(ようてん)皇女に逃走を助けてもらう代わりに敵軍を討つ戦略を授ける。ところが、耀天皇女から敵軍を率いるのは楚北捷(そほくしょう)だと告げられ大きな衝撃を受ける。同時に、生き延びて自分を救いに来てくれた夫を裏切ってしまったと、激しく自分を責める。しかも […]
何侠(かきょう)が出征すると知るが、その対戦相手が楚北捷(そほくしょう)とは気づかない白娉テイ(はくへいてい)。彼女は何侠が屋敷の警備を強化する前に早く白蘭から脱出しなければならないと考える。同時に、自分を襲ってきた刺客を捕らえることに成功した彼女は、再び耀天(ようてん)皇女と接 […]
耀天(ようてん)皇女の宴に招かれて琴を弾いていた白娉テイ(はくへいてい)が突然倒れる。それを見て慌てた何侠(かきょう)は彼女を抱きかかえて部屋へと運んでいく。この光景を目の当たりにした耀天皇女は、彼の心が白娉テイにあると知って涙をこぼす。しかも、何侠はその後、昏迷した白娉テイの隣 […]
何侠(かきょう)は秘密裏に白娉テイ(はくへいてい)を別宅にかくまうが、妊娠が知られる前に脱出したいと考える白娉テイは、わざと病気にかかったふりをして耀天(ようてん)皇女と接触を図る作戦に出る。結果、白娉テイの存在を知った耀天皇女は彼女を何侠の屋敷に移して世話をする。これに貴(き) […]
白娉テイ(はくへいてい)を手に入れた何侠(かきょう)は彼女を白蘭に連れ帰ることに。一方、白娉テイは自分のために多くの兵士が命を落としたことに自責の念を感じながら、お腹の子のために生き抜こうと心に決める。そんな中、白娉テイを守れなかったと後悔する楚北捷(そほくしょう)は朝廷の反対に […]
司馬弘(しばこう)を暗殺するはずが彼の手の内で踊らされていたと知った張(ちょう)貴妃。憤った彼女は晋(しん)皇后も自分が殺したと暴露する。一方、白娉テイ(はくへいてい)は楚北捷(そほくしょう)の生死も分からぬまま彼の誕生日を迎える。この日、何侠(かきょう)がくれた2日の猶予も尽き […]
何侠(かきょう)から楚北捷(そほくしょう)が処刑されたと聞かされ、彼と一緒に来るよう迫られた白娉テイ(はくへいてい)。彼女は激しく動揺するが、事実を確かめるため2日の猶予をもらう。一方、白娉テイの身を案じて脱獄した楚北捷。彼は隠れ家へと馬を走らせるが、途中で追っ手に捕まってしまう […]
司馬弘(しばこう)と取引した何侠(かきょう)は白娉テイ(はくへいてい)のいる隠れ家に兵士たちを差し向けていた。だが、楚北捷(そほくしょう)が張(ちょう)貴妃の産んだ皇子の暗殺を企んだ容疑で処刑されるという知らせを聞くと、白娉テイの命を救うため自ら彼女を迎えに行くことに。一方、楚北 […]
楚北捷(そほくしょう)は司馬弘(しばこう)の要請を固辞し、白娉テイ(はくへいてい)との新生活のため旅立つことに。ところが、孤児たちを連れた張(ちょう)貴妃が彼らの行く手に待ち受け、晋を救うために残ってほしいと懇願する。結果、楚北捷は1ヶ月後の彼の誕生日には必ず戻ると白娉テイに約束 […]
何侠(かきょう)は養蚕ができず白蘭に流れてきた晋の難民を雇って城壁を修復し兵を増強、晋の国境に出兵する準備を整える。そんな中、絹の生産が滞り、軍の弱体化が懸念される晋では、ついに司馬弘(しばこう)が楚北捷(そほくしょう)を呼び戻そうと動き出す。一方その頃、楚北捷の子供を身ごもった […]
白蘭に帰国した耀天(ようてん)皇女は何侠(かきょう)を官職に復帰させ、軍備拡張を担当させる。これに危機感を覚えた貴(き)丞相は耀天皇女に、何侠が白娉テイ(はくへいてい)と共謀して敬安(けいあん)王家の復興を企んでいるのではないかと訴える。その頃、晋の国内では蚕が死んでいく怪現象が […]
晋が平和を取り戻したのを見届けた楚北捷(そほくしょう)は白娉テイ(はくへいてい)とともに都を去ることを決心。司馬弘(しばこう)はしぶしぶ彼の隠居を認め二人の新たな旅立ちを祝福、楚北捷と白娉テイは隠れ家で婚礼を挙げたのだった。一方、花容に滞在中の何侠(かきょう)は貴(き)家が軍備費 […]
燕の援軍を阻止する白娉テイ(はくへいてい)の作戦は成功。また、楚北捷(そほくしょう)は自分になりすました偽者の正体を暴くと軟禁された司馬弘(しばこう)を救い出す。こうして張(ちょう)父娘の謀反は失敗に終わるが、妊娠を偽装して皇后の座を狙う張貴妃は、父親に全ての罪を押しつけることで […]
花容に来た何侠(かきょう)は楚北捷(そほくしょう)と白娉テイ(はくへいてい)が生きていると確信。また、貴(き)家の屋敷を偵察し、貴炎(きえん)が燕の武器商人・何大炮(かだいほう)と通じていることを知ると、貴家の財政状況を探ることにする。一方、晋では楚北捷が生きていたという噂が駆け […]
楚北捷(そほくしょう)と白娉テイ(はくへいてい)が水賊に襲われて死んだという知らせを聞いた何侠(かきょう)は、自ら花容に出向いて事の真相を確かめることに。一方、司馬弘(しばこう)が白蘭と結託し楚北捷を謀殺したという噂を広める張(ちょう)尚書は、司馬弘から皇位を奪うべく慕容粛(ぼよ […]
楚北捷(そほくしょう)の勝利と白娉テイ(はくへいてい)の生存を知った張(ちょう)尚書と張貴妃は、自分たちの陰謀を隠蔽するため二人を殺害し、全ての罪を何侠(かきょう)に着せようと企む。その結果、晋への帰路を急ぐ楚北捷と白娉テイは彼らが放った刺客に襲われることに。それを撃退した二人は […]
独りで涼軍の陣営を訪ねた白娉テイ(はくへいてい)は晋から10万の援軍が到着したように見せかけて涼王に軍を撤退させる。そして、楚北捷(そほくしょう)と再会を果たすと、二人だけの穏やかで幸せな夜を過ごしたのだった。一方、援軍を送らなかった耀天(ようてん)皇女は楚北捷の報復を恐れ、彼を […]