白子画(はくしかく)への恋情をしたためた手巾を霓漫天(げいまんてん)に盗まれた花千骨(かせんこつ)。霓漫天は彼女の秘密を黙っている代わりに次の仙剣大会で勝負するときにはわざと負けるようにと脅してくる。そこで、自分の気持ちを師匠に知られてはならないと考えた花千骨は仕方なく了承。さら […]
窮地を脱して長留(ちょうりゅう)に戻れたものの、白子画(はくしかく)が卜元鼎(ぼくげんてい)の毒に深く侵されてしまったことを知った花千骨(かせんこつ)は自分を責める。一方、白子画は自分が余命いくばくもないことを自覚し、それを周囲に悟られまいと修行を言い訳にして絶情(ぜつじょう)殿 […]
自分が白子画(はくしかく)の“生死の難”であることに悩む花千骨(かせんこつ)は、白子画から離れるため密かに旅立つ決心をしていた。だが、白子画が七殺(しつさつ)派に囚われた玉濁(ぎょくだく)峰の掌門・温豊予(おんほうよ)を助けるために黄泉(よみ)洞に向かうと、その身を案じて彼女も後 […]
無垢(むく)が自害を遂げ、傷を負った花千骨(かせんこつ)は蜀(しょく)山に運ばれるが、意識が戻らない日々が続く。その頃、白子画(はくしかく)のために花千骨を殺す方法を模索する夏紫薫(かしくん)は異朽君(いきゅうくん)に会い、邪気のある短刀・誅仙(ちゅうせん)を受け取る。それで花千 […]
掌門殺人事件は自分の“生死の難”だった雲牙(うんが)を愛してしまった無垢(むく)の復讐だったことが明らかとなる。そして、媚児(びじ)も彼によって命を奪われ、さらには花千骨(かせんこつ)にも彼の魔の手が伸びる。無垢は花千骨が白子画(はくしかく)の“生死の難”であることを知っていたの […]
花千骨(かせんこつ)たちは殺された掌門たちが皆かつて短期間で功力をつけていたことを知り、禁術を使ったのではないかと推理。情報を求めて五上仙の一人だった檀梵(たんはん)に会うが、手がかりは得られなかった。そこで、失踪した韶白(しょうはく)門の媚児(びじ)が親しかったという雲牙(うん […]
二件目の掌門殺人事件を調べるため、花千骨(かせんこつ)は旅に加わった糖宝(とうほう)とともに男子禁制の韶白(しょうはく)門を訪れる。実は太白(たいはく)山の掌門・緋顔(ひがん)が殺される以前に、韶白門の掌門・雁停沙(がんていさ)が何者かに同じ方法で殺されていたのだ。やがて、花千骨 […]
花千骨(かせんこつ)は七殺(しつさつ)殿から急いで白子画(はくしかく)のもとに戻ると雲翳(うんえい)が雲隠(うんいん)と入れ替わっていることを伝える。実は早くから白子画はそのことに気づいており、わざと雲翳に双子の呪いを解く憫生(びんせい)剣を預ける。一方、単春秋(せんしゅんじゅう […]
花千骨(かせんこつ)は掌門の座を雲隠(うんいん)に譲るため、白子画(はくしかく)とともに蜀(しょく)山へ。その継承の儀に参加するため、各門派の掌門も続々と蜀山にやってくる。ところが、儀式の最中に思わぬ事件が起こる。太白(たいはく)山の掌門・緋顔(ひがん)が無残な遺体となって見つか […]
蜀(しょく)国の皇宮で孟玄聡(もうげんそう)が謀反を起こし、孟玄朗(もうげんろう)から帝位を奪う。さらに彼は蜀国に伝わる皇帝の宝剣をも奪い取ると、七殺(しつさつ)派と手を組んで孟玄朗の暗殺を企む。実はこの皇帝の宝剣こそ十方神器(じっぽうしんき)の憫生(びんせい)剣だった。そこで花 […]
花千骨(かせんこつ)の大胆な行動により東方イク卿(とうほういくけい)は一命を取り留め、事件は一件落着。その後、彼女は白子画(はくしかく)と一緒に十方神器(じっぽうしんき)の一つで行方知れずとなっている憫生(びんせい)剣を探す旅に出発する。そして、その道中で故郷の村に立ち寄った花千 […]
絶情殿に押し入った夏紫薫(かしくん)は花千骨(かせんこつ)の験生石を盗み見る。そして、花千骨が白子画(はくしかく)の“生死の難”と知ると彼女を殺そうとするが、花千骨をかばった東方イク卿(とうほういくけい)が深手を負ってしまう。そこで、夏紫薫はその傷を治せる唯一の人物である殺阡陌( […]
夏紫薫(かしくん)は花千骨(かせんこつ)が白子画(はくしかく)に恋情を抱いていることを見抜き、彼女への憎しみを燃え上がらせる。そして、霓漫天(げいまんてん)を利用して二人を引き離そうと考え始める。一方、長留(ちょうりゅう)に帰った花千骨は三生(さんせい)池で痛みを感じたことで、心 […]
不帰硯(ふきげん)と流光(りゅうこう)琴を賭けて行われた殺阡陌(さつせんばく)と白子画(はくしかく)の対決は白子画の勝利に終わり、長留(ちょうりゅう)は七殺(しつさつ)派から不帰硯を取り戻す。そして、太白(たいはく)門の掌門・緋顔(ひがん)が幻思鈴(げんしりん)を白子画に預け、長 […]
霓漫天(げんまんてん)が七殺(しつさつ)派の間者を殺してしまい、真相を追及できないまま新弟子たちの一行は太白(たいはく)門に到着する。すると、七殺派が各門派を欺いて太白門を急襲。花千骨(かせんこつ)は白子画(はくしかく)に託された流光(りゅうこう)琴で必死に応戦するが、般若花の毒 […]
花千骨(かせんこつ)は孟玄朗(もうげんろう)と東方イク卿(とうほういくけい)の二人から同時に食事に招待される。そこで孟玄朗からの招待状は軽水(けいすい)に譲るが、孟玄朗も東方イク卿も仮病で花千骨の気を引こうとする。その後、新弟子たちの一行は十方神器(じっぽうしんき)を狙う七殺(し […]
霓漫天(げんまんてん)の悪企みで命を失いかけるも白子画(はくしかく)に救われた花千骨(かせんこつ)。元気になった彼女は新弟子仲間と修行の旅に出発する。そして、成都を訪れた一行は皇帝に即位した孟玄朗(もうげんろう)、科挙に首席で合格して大学士となった東方イク卿(とうほういくけい)に […]
花千骨(かせんこつ)は白子画(はくしかく)に喜んでもらおうと毎日料理や庭仕事などに精を出すが、ドジを踏んで師匠を怒らせてばかり。そんな彼女を殺阡陌(さつせんばく)が遊びに連れ出し、二人は楽しいひとときを過ごす。だが、その帰り、霓漫天(げんまんてん)から実力不足を馬鹿にされた花千骨 […]
白子画(はくしかく)の内弟子となって有頂天の花千骨(かせんこつ)は絶情殿に移る。白子画が孤独に暮らしてきた絶情殿は贅沢ではあるが寒々しい屋敷で、彼女は師匠に命じられたとおり独りで秘伝書「七絶譜(しつぜつふ)」の暗記を始める。するとそこに五上仙(ごじょうせん)の一人、夏紫薫(かしく […]
仙剣大会で決勝まで進むが傷を負った花千骨(かせんこつ)。周囲は彼女に棄権を勧めるが、優勝して尊敬する白子画(はくしかく)の内弟子になりたいと強く願う花千骨は反対を押し切って決勝戦に臨む。そして、霓漫天(げんまんてん)と戦った結果、惜しくも敗退。試合後、内弟子を決定する儀式では、優 […]