幸せな生活を送っていた雪舞と蘭陵王だったが、突然蘭陵王府にやってきた道士が「蘭陵王が妾を娶らないと災いが起こる」と予言し、雪舞を不安にさせる。一方、城外では、宇文ヨウ(うぶんよう)の策で民が次々と周へ流れていた。財政危機に瀕した皇帝は資金調達を蘭陵王に命じ、雪舞は蘭陵王の力になる […]
賈赦(かしゃ)が帰宅した賈レンに侍女・秋桐(しゅうとう)を側室として与える。これを快く思わない王熙鳳だったが、賈レンが秋桐に夢中になり、秋桐が尤二姐をいじめるのを見てほくそ笑む。そんな中、尤二姐に妊娠の兆候があることが分かり、医者が呼ばれる。しかし、医者の見立て間違いで尤二姐は流 […]
秦檜の偽情報に騙された高宗は岳飛を帰還させる。その隙に秦檜の手引きで兀朮の船は密かに黄天蕩から脱出。途中、金軍と出くわした傅慶が惨殺され、戦いは幕切れとなった。臨安で高宗の酒宴に招かれた岳飛は、平穏を祝うかの雰囲気に心の底で嘆くのだった。
慕容硯(ぼよう・けん)は趙の間者・石空塵(せき・こうちん)を探し当てた。剣を交える3人。それを遮るように現れた"一剣送葬"丁凱(てい・がい)は、石空塵を逃がすと慕容硯に勝負を挑んだ。やむなく受けて立った慕容硯だったが、"あの時の力"とやらに […]
一旦は、文秀(周一囲)の説得に応じた袁世凱は守旧派の栄禄に、軟禁する計画を暴露。情報に接した西太后(田中裕子)は、皇帝の廃位・幽閉を決意。改革の道は閉ざされつつあった
陸貞(りくてい)は鉱山の爆発で瀕死の重体となり昏睡状態に。一方、真犯人の沈碧(しんへき)をかばった婁尚侍(ろうしょうじ)は隠蔽工作を図ったうえ、陸貞にとどめを刺そうと密かに彼女の薬に毒を盛る。結果、陸貞は危篤となって生死の境を彷徨うが、杜司儀(としぎ)の機転で一命を取り留める。し […]
雪梅(せつばい)の願いを聞き入れ、屋敷の梁を換えた雲亭(うんてい)。これによって自由を得た雪梅は、最大の悲願である汪正雄(おう・せいゆう)への復讐へと動きだすのだった。その汪正雄はさらなる私財の加増を目論み、潘(はん)家の屋敷を手に入れようとしていた。偶然それを知った継祖(けいそ […]
婚儀当日、親族のいない雪舞(せつぶ)は皇太后の祝福のもと、煩わしいしきたりを省いた愛に満ちた婚礼を挙げる。雪舞は多くの苦難の末に得た幸せを噛みしめて涙を流す。その前夜、なんとか脱走した鄭児(ていじ)が蘭陵王(らんりょうおう)府に保護されていた。幸せそうな蘭陵王と雪舞の婚儀の様子を […]
賈レン(かれん)が遠方に出かけている間に尤二姐(ゆうじしゃ)の存在を知った王熙鳳(おうきほう)。彼女は嫉妬と怒りを押し殺し、優しく尤二姐を栄国邸(えいこくてい)へと迎え入れた。そして、側室を思いやる善き正室を装いながら、自分を騙した者たちに復讐する策を練り始める。一方、尤二姐は王 […]
金を訪れた秦檜は、権力を得るため韋夫人の救出を画策。斡離不は関知しないと約束するが、守衛に逃走が発覚。徽宗を人質にされ韋夫人は逃走を断念する。斡離不は秦檜に金品を渡し、韓世忠の船団に黄天蕩へ追い込まれた兀朮を助け出すため便宜を図らせる。
慕容硯(ぼよう・けん)は趙の間者・石空塵(せき・こうちん)を探し当てた。剣を交える2人。それを遮るように現れた"一剣送葬"丁凱(てい・がい)は、石空塵を逃がすと慕容硯に勝負を挑んだ。やむなく受けて立った慕容硯だったが、"あの時の力"とやらに […]
婁尚侍の企みはことごとく失敗し、信用を失った彼女は西仏堂(せいぶつどう)で謹慎生活を送ることに。同時に婁皇太后(ろうこうたいごう)も、弟・婁健(ろうけん)が高湛の暗殺を謀ったことが明かになったために高演(こうえん)に引退を迫られ、西仏堂で隠居することになる。そんな中、後ろ盾を失っ […]
斉に戻った蘭陵王は、周との停戦協議書を皇帝に献上し称賛を受ける。それをおもしろく思わない高緯(こうい)は、貧困に苦しむ民を思って反対する蘭陵王を制し、仏寺建立案を推し通す。宮中では蘭陵王と雪舞の婚礼準備が慌ただしく進んでいた。一方、追放され官奴となっていた鄭児(ていじ)は、地獄の […]
妹の将来を心配する尤二姐はいい縁談がないものかと賈レンに相談する。だが、尤三姐は以前に舞台で見た役者の柳湘蓮(りゅうしょうれん)としか結婚したくないと言う。それを聞いた賈レンは柳湘蓮と尤三姐との縁談を取りまとめてくるが、後になって柳湘蓮は心変わりしてしまう。結果、尤三姐は彼から結 […]
勢いが止まらない金軍に対し、韓世忠と岳飛は海と陸双方から追い詰める作戦を敷く。岳家軍が建康を奪還し、黄天蕩へ流れ着いた兀朮の船団は韓世忠に攻撃され、陸では岳飛が待ち構え、逃げ場を塞がれる。さらに兀朮と、船に同乗していた妻・レイ児を不幸が襲う。
皇太后は官位を授けることを条件に、皇帝の治療に励むよう黄楚明(こう・そめい)を促す。しかし、彼は地位にも名声にも興味はなく、ただ宮中から柳一夕(りゅう・いっせき)を取り戻したいという一心だった。柳一夕を諦めるようになだめる皇太后の言葉も、黄楚明の耳には入らない。会話が途切れ、皇太 […]
光緒帝(張博)の失墜で西太后(田中裕子)の勢力が息を吹き返した。文秀(周一囲)は軍の有力者・袁世凱を皇帝派に引き入れ、西太后(田中裕子)を別荘に包囲・軟禁する計画を練る
沈嘉敏(しんかびん)との縁談をきっぱり断った高湛(こうたん)は、陸貞(りくてい)に結婚を約束する。そんな高湛に陸貞は、自分一人だけを愛してほしいという望みを伝えるのだった。一方その頃、婁尚侍(ろうしょうじ)と沈碧(しんへき)は二人の結婚を阻止しようと動いていた。二人は高湛をあきら […]
宮中の異変を悟った蘭陵王(らんりょうおう)は一刻も早く逃げようとするが、雪舞(せつぶ)が宇文貞(うぶんてい)を心配し逃げ遅れてしまう。宇文護(うぶんご)の計略は成功したかに見えたが、すべては宇文ヨウ(うぶんよう)の筋書き通りで、謀反を起こした宇文護はついに粛清される。宇文ヨウは雪 […]