荒くれ者たちに襲われたらしい傷だらけの男を岩屋まで運び、手当をした黄楚明(こう・そめい)。「いきなり攻撃された」と語った男は、旅商人の石空塵(せき・こうちん)と名乗った。彼の話に同情しながらも、何者かに連れ去られた柳一夕(りゅう・いっせき)の行方が気になる黄楚明は、しばらく安静に […]
自らの辞職と引きかえに西太后(田中裕子)の引退を望む楊喜。改革前進に安堵する楊だったが、西太后から届いた贈り物の靴には猛毒のサソリが仕込まれていた
沈碧(しんへき)の裏切りや王尚儀(おうしょうぎ)の秘密を知ったうえ、命まで狙われて動揺を隠せない陸貞(りくてい)。これまでの考えは甘かったと痛感した陸貞は、後宮で生き抜く術を身につけ、一人前の女官になるべく、杜司儀(としぎ)に弟子入りして教えを請うことにする。そんなある日、被災地 […]
蘭陵王(らんりょうおう)を陥れようと企む皇后と祖テイ(そてい)は、蘭陵王の心を得たいと願う鄭児(ていじ)を利用し罠をしかける。雪舞(せつぶ)は刺客に襲われ、危ういところで蘭陵王に助けられる。雪舞の危険を予知した祖母は帰村を命じ、雪舞は蘭陵王への想いを断ち切れぬまま宮廷を去ることを […]
賈宝玉(かほうぎょく)は史太君(したいくん)から孔雀の羽の外套を贈られるが、それにうっかり焼け焦げをつけてしまった。しかも、翌朝早くからそれを着て外出しなければならなくなる。賈宝玉は大いに焦るが、晴ブン(せいぶん)が病をおして夜通し繕ってくれたおかげで、なんとか難を切り抜ける。や […]
牛皐たちが運んでいた食糧が、仮面の武将・高寵に奪われた。高寵が食糧を被災者を配給していると知った岳飛は彼を岳家軍に誘うが、高寵は意志を明確にしない。ある日、高寵は金軍と戦った折、山賊に追われ放浪していた孝娥と安娘を助け、岳飛と引き合わせる。
烏桓に逃亡した袁尚と袁煕を討つため、曹操は夏侯淵とともに少数精鋭で出陣する。砂漠で馬が想定以上に水を飲みたがることを不審に思った曹操は、郭嘉の用意した馬草が塩辛いことに気付く。水が無くなり、死を覚悟した曹操だったが、恵の雨によって息を吹き返し、烏桓を殲滅する。北方を平定した曹操は […]
改革の勢いを危惧する守旧派・栄禄は、改革派のリーダーである楊喜の暗殺を目論む。不穏な空気を察した春児(余少群)は、文秀(周一囲)に楊の身を守るように伝える
一年以内に世継ぎを作れと婁皇太后から命令された喚雲は、自分の替え玉に高演の相手をさせたことで謹慎処分を受ける。一方、女官試験のために努力を重ねた陸貞は、婁皇太后との約束通り見事に試験で首位となり、七品の典飾(てんしょく)に返り咲く。だが、喜びもつかの間、平州にいる高湛から陸貞あて […]
皇帝の命には逆らえず、蘭陵王は気乗りしないまま妃選びを開始する。雪舞は蘭陵王を想いながらも、いつか現れるかもしれない蘭陵王の運命の女性「鄭児(ていじ)」を意識し、これ以上傷つく前に白山(はくさん)村へ帰りたいと思うのだった。しかし、妃選びの場に本当に「鄭児」という娘が現れ、雪舞は […]
晴ブン(せいぶん)が風邪をひいて寝込んでしまう。だが、襲人(しゅうじん)は母親の危篤で里に帰っており、晴ブンまで里に帰したくない賈宝玉は、彼女を邸に留め置いて看病に励む。一方、床の中にいても、平児(へいじ)が麝月(じゃげつ)に内緒話をしている様子が気になって仕方ない晴ブン。彼女は […]
朝廷からの兵糧が途絶え、眠る場所にも事欠く岳家軍。素素は故郷の宜興に戻り、父・張大年を説得し岳家軍が太湖に駐屯できるよう手配する。英雄・岳飛の来訪を宜興の民は歓迎し、岳家軍の噂を聞いたこの地の山賊・海賊は尻尾を巻いて逃げ去るのだった。
曹操は、袁煕の妻・甄氏を見初めて側室にしようとするが、郭嘉や息子たちから非難され、曹丕のもとに嫁がせることにする。曹操に投降した身でありながら、袁譚は屈辱に怒りを露にするのだった。蔡エンは中原に戻ると董祀に嫁ぐが、董祀は病気の蔡エンを救うために罪を犯し、曹操によって処刑が決定して […]
刺客の残党を捜すため金華山へと出向いた慕容硯(ぼよう・けん)は、偶然にも黄楚明(こう・そめい)と再会する。からかい半分で手合わせを挑んできた慕容硯を相手に、武芸のできない黄楚明は、へっぴり腰で逃げ回るばかり。しかし、振り下ろした太刀を木剣ではね返された慕容硯は、彼の内力の強さを想 […]
下関での講和が進むなか、科拳の受験者で急進論者の康有為の論文が物議を醸す。その政策案を見た光緒帝(張博)は変革への気持ちを新たにする
怒って陸貞(りくてい)を責めたことを後悔するが、許してもらえない高湛(こうたん)。そんな時、彼は喚雲(かんうん)から「高演(こうえん)の子供さえ生まれなければ帝位を奪還できる」と謀反をそそのかされる。この二人の会話を知った婁皇太后(ろうこうたいごう)は激怒し、再び高湛の暗殺を画策 […]
周の大宰相・宇文護(うぶんご)の邪魔で勝利を逃した宇文ヨウ(うぶんよう)は、宇文護を監視すべく女人を贈呈する計略をたてていた。宇文護もまた宇文ヨウに強い警戒心を抱いていた。一方、斉では、蘭陵王(らんりょうおう)と秘策を授けた雪舞(せつぶ)が皇帝の称賛を浴びていた。強い危機感を抱い […]
役者の柳湘蓮(りゅうしょうれん)に言い寄るもこっぴどく振られた薛蟠(せつはん)は、家族に商売をすると告げて旅に出る。それからしばらくして、王熙鳳(おうきほう)の兄・王仁(おうじん)、薛蟠の従弟・薛蝌(せつか)、その妹・薛宝琴(せつほうきん)ら親戚一同がやってきて、賈(か)家の邸は […]