一時は自暴自棄になりながら、陸貞の献身的な看病と励ましで立ち直った高湛。彼は自分の身分を隠しつつも、命の恩人である陸貞に姉・長公主(ちょうこうしゅ)からもらった大事な玉佩(ぎょくはい)を預けるのだった。その後、お尋ね者として追われながら九死に一生を得た陸貞は、その玉佩を持って後宮 […]
含香は懐妊した。つわりに苦しむ含香に、楊永から春華を通してお守りが贈られた。皇帝はますます含香を大切にし、万貴妃は汪直の誕生日を、3日間宮廷の外で男性の楽工の演奏とともに祝うことにする。宴に呼ばれた楊永は、兄の死の真相は汪直が知っていると考え、近づいていく。含香の妊娠は順調だった […]
賈宝玉は寧国邸で秦氏の義弟・秦鐘(しんしょう)を紹介される。彼は歳の近い秦鐘を一目で気に入り、一緒に賈家の家塾で学ぼうと誘う。その後、寧国邸へ芝居観劇に出かけた賈宝玉は、薛宝釵(せつほうさ)が病気と知って見舞いに行く。その際、薛宝釵の付けている金の首飾りを見せてもらった賈宝玉は、 […]
宋の重臣たちは、金の襲撃を逃れた趙構を新皇帝に奉り、高宗が即位した。高宗は曹成が金と結託することを案じ、宗沢に曹成討伐を命じる。岳飛は同じ山賊の吉倩・吉勇に協力を取り付けようとした矢先、2人は杜充が口封じのため放った刺客に相次いで殺されてしまう。
袁紹と韓馥は、幽州牧である劉虞に帝になるよう持ちかけるが、劉虞本人に断られる。目論みが外れた袁紹に対して、韓馥の部下・荀シンは、無能な韓馥に代わって冀州を支配するよう献策する。都では、王允が養女の貂蝉を使って、董卓と呂布の関係を引き裂く作戦を実行に移していた。曹操は王肱に代わって […]
継母の元から逃げ出した陸貞(りくてい)は、後宮に入って宮女になることを決意、そのために官籍を偽造することに。だが、好色な偽造屋に襲われ、反撃した際に重傷を負わせてしまった陸貞。お尋ね者となり、宮女の試験にも失敗して途方に暮れる彼女は、再び刺客に襲われて大怪我を負った高湛(こうたん […]
汪直が鉄仮面探しに躍起になるころ、万貴妃は七巧から、含香が寵愛されるのは、春華の計画だと聞く。閉じこめられた何宸妃は、隙を見て逃げだし含香の部屋に現れた。匿おうとした含香と春華だったが、宸妃は危険人物として刺されてしまった。息を引き取る間際、宸妃は寵愛さえ受けなければ、生きられた […]
寧国邸(ねいこくてい)で花見の会を中座した賈宝玉(かほうぎょく)は、秦氏(しんし)の部屋で昼寝を始める。すると、夢に警幻仙姑(けいげんせいこ)が現れ、彼は太虚幻境(たいきょげんきょう)へと導かれる。そこで、自分を取り巻く女性たちの運命を示す「金陵十二釵」の帳簿を見て、「紅楼夢」の […]
宗沢と趙構が相州で戦局を論じ合う間に金軍がベン京を攻め、徽宗と欽宗をはじめとする皇族、秦檜を含む重臣たちが捕虜として北方の五国城へ連れ去られる。報せを受けた宗沢は岳飛に二帝を救出するよう命じ、刑夫人も捕われたことを知り趙構は妻の身を案じる。
張バクが去り、連合軍は内部分裂を始めるが、曹操と鮑信が徐栄の進攻を阻んでいる間に、孫堅が董卓軍の華雄を見事に討ち取る。しかし、袁紹が劉虞を新帝に立てようとしていることに憤慨した曹操は、連合軍を離れ、故郷のショウ県へと戻る。劉協を連れて遷都した長安でも横暴の限りを尽くす董卓に対して […]
刺客の手を逃れた高湛は身分を隠したまま密かに都に帰還、偶然出会った陸貞の助けを借りて皇宮に戻るが、皇帝の座は高演のものとなっていた。一方、陸家では財産を狙う継母・趙夫人(ちょうふじん)が陸貞を殺そうとお茶に毒を盛る。ところが、それを父・陸賈(りくか)が飲んでしまい、陸貞は父親殺し […]
何宸妃は万貴妃にそそのかされた太医に薬で流産させられたと知って、万貴妃の寝殿に乗り込み、皇帝の前で怒りをぶつけた。しかし万貴妃は冷静に対処し、何宸妃を狂人として閉じこめられてしまう。含香はあれこれ手を尽くすが救えず、自ら会いに行こうとする。それを留めるため春華が出向き、その様子を […]
ジー・チンは友人たちと一緒にハオミンの思いが詰まったビデオレターを見る。ハオミンが残したものはそれだけではなく、ヤンヤンのための贈り物も届く。ションホアは再び日本へ行くことにするが、イーレンは見送りに行こうとしない。そんなイーレンを連れて空港へ急ぐダーシュアイ。その手には航空券が […]
賈宝玉の祖母・史太君(したいくん)が母を亡くした孫娘・林黛玉(りんたいぎょく)を栄国邸(えいこくてい)に呼び寄せた。賈宝玉は初めて従妹・林黛玉と対面するが、不思議とどこかで会ったような懐かしい気持ちを覚える。それは林黛玉も同様だった。やがて、邸内には母方の親戚・薛(せつ)一家も住 […]
金との交渉は再び行き詰まる。兀朮に軟禁された趙構たちは密かに幕営を脱出。一行が逃げ込んだ廃屋に金軍が攻め込むが、忠義社の援護で戦いながら後退。岳飛たちは馬で河を渡り追手をかわす。兀朮は憤慨しベン京包囲へ出立。止むを得ず趙構は宗沢と挙兵する。
反董卓連合軍盟主の座を巡って、張バクと袁紹が対立。袁紹が盟主となったことに不満を抱いた張バクは、撤退をほのめかす。さらに、劉弁が董卓に殺害されたとの知らせが入り、皇帝を守るという大義名分が失われたことで、連合軍の士気は一気に下がってしまう。徐栄率いる30万の董卓軍に応戦を申し出た […]
清姿は春華を呼んで演奏させ、わざと言いがかりをつけて辱め、七巧に平手打ちさせようとする。含香は留めたかったが、清姿より位が低くどうすることもできなかった。清姿の養父・潘洪は、清姿が寵愛されることに喜んで宮中へ出向き、実父からの手紙を渡す。そこには後宮から実の親へ薬代が送られたとあ […]
ハオミンは再発を隠し不安を抱えながらも、生まれてくる子供とジー・チンを心の支えに治療を続ける。そんなある日、散歩の途中で突然ジー・チンが腹部に痛みを感じ…。ハオミンの体調は目に見えて悪化し、アイウェンはすぐ入院するよう強く勧めるが、出産前のジー・チンに心配をかけたくないハオミンは […]
金との和解交渉の使者に立候補した趙構。愛息の身を案じる韋夫人に請われ、宗沢は岳飛たちに趙構の護衛を託す。趙構の下へ出向いた岳飛は、彼と弓を射合い互いの能力を認め合う。そんな折、忠義社の梁興は岳飛と対面。民を思い行動する岳飛の援護を申し出る。