静心院の女官・杜司儀(としじ)に教養を認められた陸貞は、病気の杜司儀に代わって書を清書する役目を引き受け、青鏡殿に戻してもらう。そして、周太妃から厚い信頼を受けるようになった陸貞は、あっという間に二等宮女に昇格する。だが、その裏では、柳絮が周太妃を毒殺し、陸貞をも亡き者にする計画 […]
相変わらず、含香と春華を憎む清姿が、原因不明の腹痛に苦しむ。七巧は誰かの呪いだと言い、その矛先を春華に向ける。含香流産の復讐として、清姿を呪ったとされたのだ。捕らえられた春華は牢獄に監禁され、万貴妃から自決のための白綾を下賜された。無理矢理首を絞められそうになった春華の前に、皇帝 […]
賈宝玉が使用人に自分があげた巾着をやってしまったと早合点した林黛玉。怒った彼女は賈宝玉と喧嘩するがすぐに仲直りする。その後、栄国邸(えいこくてい)に大観園(だいかんえん)が建造され、賈元春の里帰りが実現する。賈家は総出で賈元春を歓待し、家族は束の間の再会を喜ぶ。その騒ぎも収まった […]
高宗に北伐を進言した嘆願書が越権行為とみなされ、罪に問われる岳飛。李綱たち重臣の意見を聞き高宗は、岳飛の官位を剥奪。岳飛は仲間たちに別れを告げ帰郷する。一方、金に捕われた秦檜は宋に領地割譲を要求する太宗に、自分が高宗を説得すると誓う。
酒を酌み交わし、お互いを認め合った曹操と劉備。曹操は劉備の顔を立てて徐州から一時撤退し、劉備はその功績が陶謙に認められて豫州刺史に任命される。エン州に戻って兵糧を確保した後、再び陶謙討伐に出た曹操だが、その隙に、張バク、陳宮と手を組んだ呂布にエン州を奪われてしまう。退路を断たれた […]
婁皇太后(ろうこうたいごう)の還暦祝いの品を作ることになった陸貞(りくてい)は規則を破って窮地に陥るが、偶然通りがかった高演(こうえん)に助けられる。その後、陸貞は宮中で高湛(こうたん)と再会を果たし、見習い期間も無事修了、周太妃(しゅうたいひ)の住む青鏡殿(せいきょうでん)に配 […]
鉄仮面を捜す汪直は、袁放について楊永にしつこく質問した。それを聞いた袁放は、楊永に兄の冤罪死事件の真相を語る。楊永は証拠を握る猟師を捜しに旅立った。やっと見つけた猟師は、しかし汪直にノドを刺され話ができない。宮廷では銭皇太后が崩御した。先帝の墓に埋葬しようとする皇帝に、周皇太后は […]
秦氏(しんし)の野辺送りが盛大に行われ、その日、賈宝玉(かほうぎょく)は北静郡王(ほくせいぐんおう)・水溶(すいよう)から香木の念珠を賜る。それからしばらく後、賈家に吉報がもたらされる。後宮にいる賈元春(かげんしゅん)が賢徳妃(けんとくひ)となったのだ。だが、喜びに沸く一家の中で […]
五国城で斡離不に「国は和を以て治めよ」と説く秦檜。同感する斡離不に秦檜は太宗との謁見を請う。その頃、岳飛は罪を問われた梁在平を拘束するため、彼の義兄・韓世忠の陣を訪れる。岳飛は罪の軽減を進言すると約束し梁在平を引き取り、韓世忠を杯を交わす。
曹操の父・曹嵩は、息子のところへ向かう道中、徐州牧の陶謙の歓待を受けるが、金品に目がくらんだ護衛の張ガイに殺されてしまう。悲報を聞いた曹操は大軍を引き連れて徐州へと向かい、弔い合戦を始めるが、陶謙の使者としてやって来た劉備に撤兵を勧められるのだった。一方、袁紹のもとには、各地を転 […]
婁尚侍の援護で一度は窮地を切り抜けた陸貞に更なる危機が訪れる。陸貞が観菊の宴に出席する新しい妃に作った靴が、宋宮女の策略で災いの元となり、罪のない宮女・秋娘(しょうじょう)が命を落としたのだ。陸貞は後宮の恐ろしさを痛感すると同時に、正義を果たすために女官として出世しようと決意を新 […]
皇帝のお目見えがしばらくなかった清姿は、春華が付き添う含香と庭園にいる皇帝を見た。七巧は、春華までが妃となるかも知れないと清姿に告げ不安にさせる。銭皇太后の見舞いのため都を訪れた潘洪は途中強盗に襲われたが、それを救ったのは袁放だった。清姿は養父に会うために現れ、袁放と再会した。そ […]
家塾の塾長である賈代儒(かだいじゅ)の孫・賈瑞(かずい)が大胆にも王熙鳳に言い寄り、手ひどいしっぺ返しを食らう。その結果、病に伏せった賈瑞はどんな薬も効かずに哀れな最期を遂げる。一方、父親が重い病だという知らせを受け取った林黛玉(りんたいぎょく)は、賈レン(かれん)に連れられて揚 […]
炊事兵を集め、兄の窮地に賭けつけた岳翔が楊再興に殺された。悲しみを胸に岳飛は曹成と再戦、河岸へ追い詰める。曹成は舟で対岸に逃げ、一人残った楊再興に岳飛と一騎打ちさせる。戦いの最中、岳飛は「お前は楊家の槍に顔向けできるのか?」と楊再興を糾弾する。
黄巾軍との戦いが半年以上続き、疲弊する曹操たち。荀イクが連れて来た軍師・郭嘉は、鮑信を犠牲にする策を曹操に提案し、長い戦いに終止符を打つ。しかし、陳宮は曹操の非情さに落胆し、去っていくのだった。さらに曹操は袁術との戦いにも勝利し、勢力を拡大していく。その頃、李カクと郭シは王允と徐 […]
陸貞(りくてい)は用勤院(ようきんいん)で見習い宮女として厳しい修行に励むが、宋宮女(そうきゅうじょ)から執拗な嫌がらせを受ける。実は、陸貞に目をかけて採用した婁尚侍(ろうしょうじ)と敵対する王尚儀(おうしょうぎ)が、宋宮女に命じて彼女を後宮から追い出そうとしていたのだ。さらに、 […]
楊永は機会に乗じて、汪直の書斎に潜入し見つかってしまった。うまく取り繕ったが、汪直は疑っている。万貴妃は春華を通し、含香に滋養強壮のスープを贈る。春華は拒絶できないが、万貴妃からのものと伝えると、含香は警戒して飲まなかった。しかし床に撒かれた油で滑り、流産してしまう。誰もが万貴妃 […]
賈宝玉(かほうぎょく)は一緒に家塾に通い始めた秦鐘(しんしょう)とますます親密になっていく。そんなある日、家塾で秦鐘が美少年・香怜(こうれい)と2人きりで話していたことがきっかけで、生徒全員を巻き込む大騒動が勃発する。その頃、秦氏(しんし)が病を患い、賈敬(かけい)の誕生祝いを欠 […]
岳家軍に入隊志願が相次いだ。素素は入隊を拒む岳飛を尻目に試験に合格。岳翔は結果が出せず炊事兵に。しかし岳翔が作る料理は絶賛され、仲間に炊事将軍の称号を与えられる。そんな折、岳飛たちは王ショウの援軍を待つ間に、地の利で優位な曹成軍に包囲される。
董卓が李カクと郭シを冀州に向かわせた隙に、王允は呂布をそそのかして董卓を殺させる。ついに董卓の専横は終わりを告げ、幼い皇帝・劉協は歓喜の雄叫びを上げるのだった。一方、曹操は黒山賊に続いて黄巾軍を討伐してエン州牧の座に就く。袁紹は、曹操に出し抜かれた上に、配下の荀イクまで奪い去られ […]