賭博好きな姚袞が皇帝陵の金品を盗み楊再興に捕えられた。岳飛は私情を捨て処罰を下すが、姚袞に騙され逃してしまう。逃走中、今度は曹成に捕えられた姚袞は、岳飛と皇帝陵の情報を漏らし、それを知った哈迷蚩と兀朮は、曹成をおとりに岳家軍へ陽動戦術を仕掛ける。
曹操の息がかかった陳珪と陳登の親子を信用した呂布は、袁術と手を組むのをやめる。曹操に攻め込まれた袁術は一人で淮南へ逃亡するが、残った将軍たちが奮戦し、曹操軍と100日以上もの間膠着状態となる。袁紹から再び糧食の援助を求められた曹操は、一旦使者に糧食を渡しておいて、山賊に扮した夏侯 […]
光緒帝(張博)の皇后として、ふさわしい女は誰か―。西太后(田中裕子)が見守る中、光緒帝は5名の花嫁候補から気に入った娘に「正室の証」を渡そうとするが・・・
高湛(こうたん)に対する誤解が解け、ついに仲直りした陸貞。彼女は高湛に二度と嘘をつかないでほしいと頼む。その後、陸貞は些細なことから高演との仲を喚雲(かんうん)に誤解され、喚雲から手ひどい仕打ちを受けて怪我をする。その上、彼女は祭事の主導権をめぐって火花を散らす、喚雲と婁皇太后( […]
懐妊後の清姿は、自分の味方は七巧でなく春華だったと知る。相手の計略を利用して、春華は清姿に瘋癲を装わせ、蕪衡殿に居を移して静養させた。主人が寂れた宮殿に消えた七巧は、万貴妃の悩みを排除したことで出世の機会を求めた。しかし希望した職にはつけず、不満だった。春華は汪直が外出した間に楽 […]
温泉で出会った男(蘭陵王)の馬を治療するため、雪舞は危険を冒して彼を村へ連れて帰る。雪舞の優しさに触れた蘭陵王は、成人の儀で誰からも帯を受け取ってもらえず、村人から嘲笑される雪舞をかばい帯を受け取る。しかし、それを見た祖母は激怒し、「あの男は1年以内に死ぬ運命」と雪舞に親密になら […]
林黛玉と仲直りした賈宝玉は2人で史太君(したいくん)の元を訪れる。その帰り、母親・王氏(おうし)の部屋に寄った賈宝玉が侍女の金釧児(きんせんじ)にちょっかいを出すと、息子に色目を使ったと誤解した王氏が金釧児を追い出すと騒き出す。その後、帰宅した賈宝玉は門を叩くが侍女が誰もやって来 […]
敗戦を機に、兀朮に地位を取って代わられ苦悩する粘没喝。皇帝陵を守る任に就いた岳飛は、家族を身近に住まわせようと王貴と楊再興を迎えに出す。故郷では叔父の姚袞が賭博場で揉め事を起こし、岳飛の母は楊再興を見るなり岳翔の死を思い出し、同行を静かに拒む。
賈クの罠とも知らず宛城の宴に参加した曹操は、張繍のおば・鄒氏に手を出したと疑われ、張繍たちから命を狙われる。曹安民、典韋、そして曹昴の犠牲によって曹操は命からがら逃げ馳せる。曹昴を失って悲しみに暮れる丁夫人は、曹操を責め、故郷へと戻っていく。その頃、皇帝を自称し始めた袁術が、呂布 […]
元宦官の長・安徳海、宮廷南府劇団の元花形・黒牡丹の弟子となる春児(余少群)。一方、文秀(周一囲)は科拳の試験で第一位になる。義兄弟の宮廷での試練がここから始まった
合格の条件として試験と同じ白磁を再度作るという難題をこなした陸貞(りくてい)は、高演(こうえん)によって八品掌珍(しょうちん)に任命され、希望通り皇宮の財宝を取り扱う司宝司(しほうし)に配属される。そこで陸貞はさっそく帳簿の見直しに取り掛かり、持ち前の機転と才覚で宮女たちの信頼を […]
清姿に妊娠の兆候が表れる。喜んだ皇太后は3人の太医に脈をとらせたが、口をそろえてただお腹が張っているだけだと言った。七巧は清姿のもとに薬を持って訪れる。清姿が妊娠していないのだから必要ないと断ると、無理矢理口に流し込まれ、閉じこめられてしまった。本当は妊娠していたのだ。清姿の周囲 […]
賑やかに遊ぶ芒種節の日に林黛玉(りんたいぎょく)の姿が見えない。探しに行った賈宝玉(かほうぎょく)は、花塚で独り泣いている林黛玉を見つけ、彼女が昨晩、自分を訪ねてきたのに閉め出されたことを知ったのだった。その後、賈家の一族は法要のため清虚観(せいきょかん)へ。そこで、張(ちょう) […]
粘没喝軍が汜水関まで迫り、高宗は直ちに建康へ遷都する。岳家軍は十万の粘没喝軍と激突し、大砲を用いて善戦。金の陣営は混乱状態に陥り、牛皋が敗走中の粘没喝を生け捕りにする。だが、牛皋が捕らえたのは粘没喝を逃がすため身代わりになった拓跋だった。
曹操は、兵を求める劉備に対して豫州牧という名目だけの地位を与えて許昌の留守を任せ、張繍討伐へと向かう。途中、馬が驚いて麦畑を踏み荒らし、曹操は自らが制定した軍規に違反してしまうが、息子の曹昴の機転によって処罰を免れる。軍営に戻ると、張繍の軍師である賈クが降伏を申し出てきていた。し […]
皇帝の育ての親・西太后(田中裕子)と西太后を母として慕う甥の光緒帝(張博)。だが、政治の実権をめぐっては、ふたりの間に溝ができ、覇権争いへと発展していく・・・
高湛の冷淡な態度に深く傷ついた陸貞は酒を飲み過ぎ、翌朝、女官となるための大事な昇任試験に遅刻してしまう。だが、実技試験だけで首席をとる賭けを申し出て失格を免れた陸貞は、度重なるトラブルを切り抜け、見事な白磁を作って提出する。結果、陸貞の合否をめぐって王尚儀(おうしょうぎ)と婁尚侍 […]
春華への思いを深く胸にしまい、汪直は対食の関係を解消すると言った。機会を伺っていた楊永は、ようやく汪直暗殺の機会を得るが、失敗した。牢獄につながれた楊永を見つけた春華は、自分が汪直と永遠に対食の関係でいると誓うことで楊永を釈放するよう切り出した。楊永は、愛する女の自由と引き換えの […]
シンシンの父・源は、道明寺司に隠された過去を語り始める。 二人は本当の親子ではなかった。実の父親に虐待されていたシンシンを見かねた源が、衝動的に彼女を連れ去っていたのだった。シンシンは虐待のショックから声を出すことができなくなっていた。治療はアメリカでしか受けられない。真実を知っ […]