皆からちやほやされる賈宝玉に嫉妬した異母弟・賈環(かかん)が、わざと燭台を落として賈宝玉の顔に火傷を負わせて大騒ぎになる。この事で責められた賈環の母親・趙氏(ちょうし)は、前々から憎んでいる王熙鳳(おうきほう)と賈宝玉を呪い殺そうと馬道婆の力を借りる。結果、王熙鳳と賈宝玉は虫の息 […]
王彦の命令に背き、僅かな兵と新郷に出陣した岳飛は、韓常率いる金軍を破り領民を助け出す。しかし民衆と共に岳家軍が帰還すると、陣営は曹成に攻め込まれ壊滅状態に。岳飛は王彦に跪き謝罪するが、王彦は岳飛を軍紀に従い斬首刑に処すよう命令を下す・・・。
丞相となった曹操が権力を欲しいままにすることを恐れた献帝は、楊彪を監視につける。しかし、曹操は、楊彪が姻戚関係にある袁術とともに謀反を企てているという証拠を捏造し、楊彪を処罰するのだった。朝廷内に力を示した曹操のもとに、呂布に徐州を追われた劉備が身を寄せてくる。劉備は、漢室の末裔 […]
父親が刑部(けいぶ)の役人である沈碧(しんへき)が陸貞(りくてい)を告発。手配書などの証拠も提出するが、高湛(こうたん)のお陰で陸貞は再び追及を逃れることができる。これに感激した陸貞は高湛に愛の証である帯を送るが、2人の逢引きを盗み見る人影に気づいた高湛が、咄嗟に陸貞に冷たく当た […]
含香は楊永を心配して食欲がなく、寺参りから戻っても皇帝の寵愛を断っていた。替わりに寵愛を受けたのは清姿だった。七巧から「清姿は有頂天で、万貴妃が衰えていると言った」と聞いた万貴妃は、清姿を退ける機会をうかがった。春華も楊永を心配していたが、汪直の春華への思いも日々強くなる。酔った […]
荒れた高校生活を送っていた道明寺司は、些細なことから政治家の息子に重症を負わせてしまう。道明寺財閥の跡取りと大物政治家の息子のスキャンダルに対し、警察は捜査を始める。 渦中の人となった司に対し、司の執事は自首を勧める。全てを金で解決しようとする母・道明寺楓に反発する司は、ボディガ […]
賈元春(かげんしゅん)の厚意で賈宝玉(かほうぎょく)と従姉妹たちは大観園(だいかんえん)に住むことになった。大喜びした賈宝玉は毎日遊んで暮らすが、それにも飽きてこっそり戯曲の本を読むようになる。そんな賈宝玉がある日、庭で「会真記(かいしんき)」を読んでいると、桃の花びらが舞い落ち […]
金で陵辱された刑夫人が自害し、高宗は失意のどん底に。康履は王淵に命じ、街で見かけた刑夫人にそっくりな呉夫人を連行し宮廷に住まわせる。一方、韓世忠が守る地域に、金から脱走してきたという秦檜の乗った小舟が漂着、秦檜は高宗に会わせてほしいと懇願する。
献帝は許に遷都し、曹操を大将軍に任じる。絶大な権力を手にした曹操は、すぐに屯田制を施行し、民の生活を安定させる。袁紹は、曹操を牽制する目的で糧食の援助を申し入れるが、曹操は袁紹の意図を知りつつ、糧食を送っただけでなく、袁紹に大将軍の地位まで譲る。調子に乗った袁紹は、三人の息子たち […]
火事になった青鏡殿から気を失った陸貞を救い出した高湛(こうたん)。彼はそれを見ていた高演に、陸貞を守るために自分の正体は秘密のままにしてほしいと頼む。しばらくして体調が回復した陸貞は、周太妃の法事を行う外出許可を得て町へ出かける。そして、彼女を追いかけてきた高湛と2人で楽しい時間 […]
楊永は猟師劉勇の家に急いで駆けつけたが、時すでに遅く、自らも逃亡する途中で負傷した。体調の優れない含香に付き添って寺参りに出かけた春華は、負傷した楊永を見つけて匿った。汪直は鉄仮面の男を激しく憎み、猟師の件を調査していたと判明した楊永は、その正体を知っていることを確信する。秘密裏 […]
カナダに移民していた松岡優紀は、西門総二郎への想いを断ち切れず台湾に帰る。単身台湾に戻った優紀の気持ちに西門は心動かされるが、恋に落ちることが怖かった。素直に西門への想いを告げる優紀に対して、西門は昔の恋の話を始める。 昔、西門には日向更という幼馴染みがいた。妹扱いする西門に、い […]
娘が水疱瘡を患ったため半月ほど離れで暮らしていた賈レン(かれん)。その間にまたも浮気した彼は、証拠となる女の髪を平児(へいじ)に見られてしまう。栄国邸(えいこくてい)ではその後、薛宝釵(せつほうさ)の15歳の誕生祝いが開かれ、元宵節には賈元春(かげんしゅん)から灯謎が届く。灯謎を […]
戦列に復帰した岳飛は、王彦に従い連戦連勝を収める。しかし高宗は、金を怒らせ韋夫人を危険にさらすことを心配して張所に撤退を命じ る。方針を日和見で変える朝廷に張所は不満を抱くのだった。一方、斡離不は秦檜夫婦を宋に戻し、和平交渉を進めることに同意する。
洛陽入りを果たした曹操は、献帝に謁見し、李カクと郭シの軍を撃破したことを報告する。董卓や李カクらに手酷い扱いを受けてきた献帝は、曹操に対しても警戒心を抱くが、大義を語る曹操のことを信用し、許に遷都する気持ちを強くする。献帝と曹操がやがて対立するだろうと踏んだ袁紹は、河北の支配権を […]
計画が失敗した柳絮(りゅうじょ)は婁皇太后(ろうこうたいごう)の手先となって再び周太妃(しゅうたいひ)の暗殺を謀る。だが、陸貞(りくてい)によって暗殺事件は高演(こうえん)の知るところとなり、高演に見守られて周太妃は息を引き取る。結果、周太妃の遺言によって陸貞は一等宮女に昇格する […]
汪直と春華の対食に、皇帝が同意したことは万貴妃の気に障った。皇帝に怒りをぶつけるが、汪直が銭皇太后の埋葬の一件で活躍したことを始め、よくやったので願を受け入れたと聞き、怒りを抑えるしかなかった。その頃猟師を医者に治療させ、一人都に戻った楊永は、春華の対食の儀式に楽士として参加する […]
襲人(しゅうじん)は気ままで節度のない賈宝玉(かほうぎょく)をいさめるため、何事にも気を配り控えめにするよう約束させるが、彼の奔放な行動は改まらない。親戚の史湘雲(ししょううん)が邸に遊びに来て林黛玉(りんたいぎょく)の家に泊まった翌朝も、賈宝玉は朝早くから2人の寝ている部屋に押 […]
秦檜の手紙を読んだ高宗は、母・韋夫人と妻・刑夫人を案じベン京奪還を諦める。揚州遷都に憤った李綱は、張所に岳飛の召還を助言し野に下る。事態を聞かされ再び決意を固めた岳飛に、母は「尽忠報国」の言葉を贈り、岳飛はこの四文字を背中に入れ墨で刻むのだった。
陳宮の策に嵌まり、呂布の猛攻を受けた曹操は、計略を巡らして反撃に出ようとするが、それも失敗に終わる。袁紹から身を寄せるようにと援助の申し出が届くが、曹操は拒否。曹操の毅然とした態度を見て士気が高まった夏侯惇らは、呂布を撃破し、エン州を取り戻すことに成功する。そして、献帝が長安を離 […]