かつて江湖にその名を轟かせた大侠・成紅梅(せい・こうばい)の死。それを悼むかのように墓前に佇んでいた彼の愛馬・黒水仙(こくすいせん)もいつしか姿を消し、人々の間には"100年に1頭の名馬"という伝説めいた噂だけが残った。それから20年――黄花草原に住む寇英傑( […]
タクシードライバーのダーシン(シャーリーン・チョイ)が空港で客待ちをしていたところ、人気スターのボーイエ(マイク・ハー)が登場。ボーイエのファンを乗せ、ロケ現場まで追跡することに。しかし、ちょっとした誤解から、ダーシンは"失礼なファン"だと勘違いされてしまう。 […]
明の天啓年間。宮中で起こった謎の盗難事件が都を騒がせていた。人間とも"もののけ"ともつかない白衣の怪人"妖狐"が、軍用金50万両を瞬く間に盗み去ったのだ。その姿を見た者は、魂が抜かれたように前後不覚になってしまったのだという。そんな中、事件 […]
難攻不落の天山牢獄から極悪非道な四大凶徒が脱獄した。彼らを地下牢に閉じ込めた神侯府の総管・諸葛正我(しょかつ・せいが)に復讐すべく、諸葛の部下である冷血、無情、追命、鉄手にそれぞれ闘いを挑むが、都に名を轟かせるこの4人の捕吏に敵う者はいない。だが、四大名捕と呼ばれる彼らが極悪人た […]
やさしくてハンサムなバスケットボール部の部長・上条優一。大学生の斉藤茅乃はそんな彼にひそかな恋心を抱き続けていた。親友の春川恭子と渡辺菜都香の後押しもあり、ついに告白を決意するのだが、緊張のあまりラブレターを一年生の江戸川猛に渡してしまう。それが覚めない悪夢の始まりだった……。
1399年の明。叔父の燕王の謀反で建文帝は都を追われる。禁衛軍の洪西東は、皇室の宝、九転夜明珠を錦衣衛の追跡から守ろうとする中、時空のひずみにのみ込まれてしまう。その頃、探偵事務所を開く洪暁東は、突然自分の腹部が光り始めたことに気づき…。
皇宮目がけて滑空する怪鳥のような影。それは、"反清復明"を唱える秘密結社・天地会の一団だった。康熙帝暗殺を企てた天地会の首領・陳近南(ちん・きんなん)が、手練れを引き連れて現れたのだ。しかし、その企みも朝廷の重臣にして凄腕の武芸者・オーバイに阻まれてしまう。多 […]
ジャディ(レイニー・ヤン)は霍デパートのイベントでちょっと変わった"クーポン"を販売する。それは、客にくじ引き形式で一枚引いてもらい、そこに書かれたサービスをジャディが提供するというものだ。ジャディはその日イベント会場で知り合った霍デパートの御曹司であるフォエ […]
皇太后から賜った縁談で金家の息子・金元宝(きんげんぽう)と江家の娘・江暁萱(こうきょうけん)との結婚が決まる。皇太后は両家の縁組みで皇太子の陣営を固め、第二皇子の謀反を阻止しようと考えていた。しかし、政略結婚など望んでいなかった花婿と花嫁。婚礼の前日、捕頭の金元宝は犯罪捜査に奔走 […]
阿川亮は日本で入籍した妻を連れて台湾に戻る。空港に出迎えた大泉琳が義姉と紹介されたのは、3年前自分の元を去った年上の恋人、倉橋更紗だった。亮と琳は両親の離婚によって姓がかわった実の兄弟だった。
バーゲンに行った帰り道、バイクが故障してしまい困り果てたハナ(レイニー・ヤン)の前に1台のタクシーが停車する。それはカリスマスタイリストのタム(ウィルバー・パン)が呼んだものだったが、そんなことはまったく気にもとめないハナは無理やりタクシーに乗り込む。しかも、ハナは図々しくタムに […]
黒武高校の優秀生徒・シェン(神)のネット小説は、悪魔の仕業により実際に起きてしまう―。悪魔を操り、すべてを思い通りにしようとする神は、同級生のイーマオ(一毛)が退学処分の危機にあることを知る。悪魔を使って阻止しようとするが、挑戦者達の妨害に遭い失敗に。ある日、黒武高校へディーンが […]
曹叡の体調は悪化の一途を辿っていた。軍の統率権を奪われた司馬懿は、官職を辞すると共に、部下の職も解き、静?と結婚する。曹叡は間もなく亡くなり、曹芳が即位する。静?が難産で亡くなり、司馬懿は悲しみのあまり脳卒中を起こす。司馬懿と対立していた曹爽は喜び、曹芳に付き添って高平陵へ参拝に […]
突然の雨によって諸葛亮の計略は失敗に終わってしまう。死期を悟った諸葛亮は、姜維と楊儀に後のことを託し、馬岱には謀反の気配がある魏延の排除を命じる。建興13年、諸葛亮は志半ばにして五丈原で亡くなる。魏延が蜀軍を指揮し始めるが、馬岱は諸葛亮の遺言通り、これを斬る。司馬懿は、諸葛亮の死 […]
木牛流馬を奪われた蜀の陣営では、兵糧が底を尽きかけていた。諸葛亮は王平に命じて、わずかな兵で奇襲させ、司馬懿から兵糧を奪うことに成功する。反撃を目論む司馬懿は、蜀軍が兵糧の守りに精鋭を就かせていることに目をつけ、まず本営を攻め、兵糧を守っている兵が援軍に向かって手薄になった隙をつ […]
年老いた諸葛亮が再び北伐に乗り出すのを見送りながら、劉禅は二度と会えないかもしれぬと悲しむ。魏延のもとに魏軍の鄭文という将が投降してくる。鄭文の話を信用し、魏延は馬岱と共に北原へと向かうが、伏兵に襲われる。諸葛亮はすべて司馬懿の策略だと見抜き、魏延らを救出する。諸葛亮は、魏延と馬 […]
諸葛亮は奇門八卦の布陣を用いて司馬懿を愕然とさせる。やみくもに戦った魏軍は大敗。しかし、兵糧運搬係の苟安が酒に溺れて職務を怠ったため、諸葛亮は追撃をあきらめるしかなかった。苟安が李厳の甥であることを鑑みて、諸葛亮は処罰を軽減する。蜀に戻る途中、苟安は生け捕りにされ、司馬懿から偽の […]
病にかかった諸葛亮は、漢中への撤退を決意。陳倉だけは残すという魏延の提案も却下し、攻めとった城をすべて捨て去る。蜀軍の撤退を知った曹真は大喜びで多くの城を奪い返し、その功績を皇帝から讃えられる。しかし、蜀軍を撤退させたのは諸葛亮の策略だった。低地である陳倉に曹真を誘い込み、長雨に […]
大都督となった司馬懿は、厳しい軍令を下して軍紀の乱れを正すことに務める。守りに徹する司馬懿の作戦を見抜いた諸葛亮は、武都と陰平を攻め、援軍を誘い出すように魏延に指示。司馬懿を待ち受けて攻撃しようとする諸葛亮だが、司馬懿の用心深さは予想以上だった。なんとしても司馬懿をおびき寄せたい […]
趙雲死去の知らせが伝わり、諸葛亮は悲嘆にくれる。しかし、曹休が石亭で敗れたことを知った諸葛亮は、再度北伐を始め、陳倉城を攻める。曹叡は、曹真に喝を入れるため、蜀軍の迎撃を命じる。?昭の必死の抵抗により、苦戦を強いられていた蜀軍だが、曹真が陳倉近くで陣を構えたことを知り、曹真の裏を […]