張魯が送り込んだ馬超に対して、劉備は張飛をぶつけるが、二人の一騎打ちは夜になっても決着がつかない。馬超の勇猛な戦いぶりに感心する劉備を見た諸葛亮は、張魯と馬超を仲違いさせ、馬超を投降させることに成功する。劉備側についた馬超は、軍を率いて益州を攻め取り、劉璋は城を開け渡して投降する […]
ホウ統の計略によって、劉璋は自らの部下である張松を殺し、西川軍を率いて劉備を討とうとする。さらに、落鳳坡でホウ統が殺害されたことで、劉備はついに劉璋と戦う決心をする。ホウ統は自らの死をもって劉備に出陣の名目を与えたのだった。ホウ統が死んだという知らせを受けた諸葛亮は、荊州を関羽に […]
ホウ統は劉備に西川を取らせるため、宴会で魏延に剣舞を踊らせ、劉璋を暗殺しようと企てる。しかし、劉備は剣舞に不快感を示して止めさせる。その後、劉備は張魯軍に対して出陣し、劉璋を感動させるのだった。劉備が荊州を出たことを知った孫権は、攻撃を仕掛けるために、妹で劉備の妻である小妹を江東 […]
曹操に侮辱された張松は、劉備のもとに向かい、歓待を受ける。張松は劉備に西川を献上したいと願うが、劉備は劉璋の領土を騙し取ることを固辞する。ホウ統から助言を受けた張松は、劉備を迎え入れて張魯に対抗しようと劉璋を説得。心動かされた劉璋は、法正を劉備のところに派遣する。劉備は西川に行く […]
馬超は漢中に敗走し、張魯のもとに身を寄せる。西川では、張松が太守の劉璋に、曹操と手を組んで張魯に対抗するよう提案する。張松は法正と酒を酌み交わし、愚鈍な劉璋には大業など成し得ないと嘆き、西川を曹操に献上することで、より有能な主君を得ようと決意する。張松は曹操に面会を求めるが、拒否 […]
馬超率いる西涼軍に大敗した曹操は、服を脱ぎ、髭を切り落とし、命からがら逃げきった。さらに、韓遂が馬超の援軍にやってきたと聞くと、曹操は10万の兵で対抗する決意を固める。奇襲に遭い船の大半を失った曹操だったが、城を建てて抗戦。馬超と許チョが激戦を交わす中、徐晃率いる精鋭部隊が後方か […]
馬騰は軍を引き連れて城内に攻め込むが、曹操の待ち伏せに遭い、抗戦の末、打ち首に処される。捕らえられて拷問を受けた黄奎は、一味の名を書いた自白状の最後に曹丕の名を書き、自害。荀彧から報告を受けた曹操は曹丕を連れてくるよう命じる。曹丕はその知らせに驚き、司馬懿に助けを求める。司馬懿は […]
司馬懿は曹丕の賓客になる決意を固めるが、曹植の賓客になるよう望んでいた曹操の怒りを買い、城を追われてしまう。西涼の馬騰の存在を疎ましく思っていた曹操は、荀彧の策を入れて、まず馬騰を前将軍に任命し、孫権討伐の命令を下した後、許都に立ち寄ったところを襲うという計画を立てる。しかし、曹 […]
劉備は耒陽県のホウ統を訪ね、酒をふるまう。あつい歓待を受けたホウ統は、一度は絶望した仕官を継続し、劉備に忠誠を誓う。一方、曹操は絢爛豪華な高台「銅雀台」を建築し、士気高揚のために宴を催す。武芸に長けた曹彰は弓の腕前を披露し、曹植は詩文比べで才能を見せるが、長男の曹丕は献帝を讃える […]
周瑜は臨終の際、大都督の後任に魯粛を、と言い残した。戸惑いを見せる魯粛だったが、孫権に説得され兵符を受け取る。葬儀が行われると、周瑜の死を招いた張本人である諸葛亮が現れる。反感を持つ武将たちに囲まれる中、諸葛亮は感動的な弔辞で涙を誘う。しかし、そこに酔っぱらいが現れ、周瑜を侮辱す […]
魯粛は、周瑜と程普が太守となったので、南都、江夏からの立ち退きを劉備に迫る。兵力と兵糧の不足を言い訳にして動こうとしない諸葛亮に対し、魯粛は呉が代わりに西蜀を攻略することで、荊州と交換するという取引を成立させる。周瑜は西蜀への遠征に乗り出すが、荊州を通る際に劉備たちを滅ぼすことを […]
周瑜が手配した徐盛と丁奉に捕らえられそうになった劉備だが、孫小妹が徐盛と丁奉を一喝して、難を逃れる。長江の畔で、今度は周瑜に足止めされそうになるが、すでにそこに待ち伏せしていた黄忠、魏延が周瑜を撃破。劉備は無事に船へと乗りこみ、憤った周瑜は吐血する。一方、張飛と関羽が武力で抗議し […]
小妹と結婚した劉備は、呉で快楽をむさぼり、自堕落な生活を送っていた。劉備が志を失いつつある様子に不安を覚えた趙雲は、酒に酔った劉備と言い争いになる。荊州に追い返された趙雲は、劉備の堕落ぶりを報告。関羽と張飛が劉備奪還のために呉への奇襲を諸葛亮に提案するが、拒否される。趙雲は、諸葛 […]
孫小妹とのお見合いのために、甘露寺に赴いた劉備。劉備を殺すため伏兵が潜んでいたが、趙雲はそれを見抜いていた。命拾いした劉備は、漢の再興のみが自分の志であり、それを疑うなら殺してよいと言い放つ。劉備の演説は皆の心を打ち、小妹は笛を吹く。それは、小妹が劉備との結婚に同意したという呉国 […]
孫権は即位以来、常に周瑜を尊重してきたが、勝手に出兵した周瑜の独断専行ぶりに激怒する。周瑜は統帥権の兵符を置いて去っていく。呉国太は、孫権に君主としての心得を説き、大勢を考慮して周瑜の計画を採用するようにと助言。孫権は母の度量に心打たれる。孫権は周瑜に兵符を返し、周瑜もそれを受け […]
劉備は、孫権から妹との縁談を申し入れられる。しかも、まだ若い妹を母の呉国太が案じているため、呉で挙式したい、と孫権は言ってくる。迷った劉備だが、諸葛亮に勧められ、応じることにする。劉備が荊州の軍政をすべて諸葛亮に託したことに、関羽と張飛は不安を募らせる。諸葛亮に実権を与えたら、劉 […]
劉琦の死んだ後も、劉備には荊州を戻す気がないと孫権は感じ、魯粛を派遣する。途中で周瑜を見舞った魯粛は、周瑜の病状が思わしくないことを知る。劉琦の霊前で、魯粛は荊州の帰属について劉備に直談判する。諸葛亮は、漢室中興のためには拠点が必要なので、劉備が西蜀を取ったら荊州は呉に返すという […]
関羽は長沙で黄忠らと交戦する。関羽は黄忠を馬から振り落とすが、老将黄忠を尊敬する気持ちから逃がしてやる。長沙太守の韓玄に失策を責められ、首を斬られそうになった黄忠は、魏延に助けられ、共に劉備に忠誠を尽くそうと誘われる。一度は拒否した黄忠だったが、劉備自らの説得に心打たれ、劉備に尽 […]
劉備は零陵太守の息子である劉賢を捕らえ、父親の劉度に投降するよう勧めさせる。劉度は降伏し、劉備から引き続き零陵太守に任命され感激する。趙雲は兵を率いて桂陽を攻めた。桂陽城下で陳応を破るが、解放したため、陳応は趙雲に感じ入り、太守の趙范に劉備に降るよう勧める。趙范は仕方なく降伏する […]
魯粛は孫権の大義に感じ入り、計略を授ける。孫権自ら兵を率いて合肥を攻め、負け続けるふりをして、周瑜に支援に来させようというのだ。魯粛は荊州の城内で劉備、諸葛亮と討論し、劉琦が生きている間は劉備軍が荊州を守るが、劉琦が亡くなった暁には孫権に引き渡すという約束を取り付ける。魯粛はそれ […]