沈四海(しんしかい)はさいい貝勒の部下・杜明礼(とめいれい)の訪問を受ける。やがて、彼の約束通り沈星移(しんせいい)が釈放されると、沈四海は呉(ご)家東院への復讐のためならどんなことでもすると杜明礼に請け合い、唯一の息子となった沈星移に商売の勉強をさせることにする。一方、呉家東院 […]
呉聘(ごへい)が意識を取り戻し、薬材偽造の疑惑も晴れ、呉(ご)家東院は喜びに包まれる。だが、周瑩(しゅうえい)はいきなり若奥様として扱われるようになり戸惑うばかり。義父となった呉蔚文(ごいぶん)からも若奥様にふさわしい礼儀作法を身につけるようにと小言を言われて辟易する。一方その頃 […]
呉聘(ごへい)の意識が戻らず、藁をも掴む思いで占いに頼った呉蔚文(ごいぶん)は、眠ったままの呉聘の婚礼を挙げることに。許嫁の胡咏梅(こえいばい)はこれを快諾し、占った通りの時刻に輿入れすることになる。ところが、父親の胡志存(こしそん)が突然娘の結婚を中止にし、空っぽの輿を見た呉蔚 […]
呉聘(ごへい)は沈(しん)家に弔問に行くが、帰りに暴漢に襲われて意識不明の重体となる。一方、呉聘に今まで嘘をついていたことを謝り、呉(ご)家東院から出ていこうとしていた周瑩(しゅうえい)。彼女は呉聘が死にかけていると知ると、出発を取りやめて彼の世話をする。その頃、呉聘を襲った容疑 […]
呉(ご)家東院が沈(しん)家との競争に勝ち、朝廷に軍需品の薬材を納める商家に選ばれる。そこで、呉聘(ごへい)は沈家とのわだかまりを解くため沈家にも納品に協力してもらう段取りをつける。ところが、納品した薬材に偽造があるという何者かの密告で呉家東院に調査が入ることに。そんな時、呉家東 […]
南門が襲われたと報告を受けた張徳林は、皇宮を攻める。しかし、皇宮の中に仁宗の姿はなかった。時同じく、張子雍の守る開封城の南門の外には地方からの援軍が大勢集まっていた。援軍と張子雍の兵が激しく戦う中、侠客たちも城門に襲いかかり、張子雍たちは宮門へと退却。すると、その宮門に張子栄と皇 […]
秘密の抜け道から皇宮を脱出した仁宗は、各地の軍へ救援を求める文を王延齢より受け取る。その文を仁宗から託された包拯は、展昭や四鼠といった江湖の侠客の前で、民のためにも仁宗の危機を救ってほしいと訴える。一方、宮門を守る范仲淹は張徳林を説得するも交渉は決裂、ついに張徳林が皇宮を攻めると […]
張子栄が裏切り者だと知った仁宗は、謀反の危機を察し、范仲淹に皇宮の防備を固めさせる。包拯は張徳林の動きを探るため、王朝と馬漢に張家の見張りを命じるが、張徳林はすでに挙兵し、大軍を率いて開封城へ向かっていた。開封城は張子雍によって封鎖され、張徳林は皇宮を包囲し、仁宗が2日以内に4つ […]
周児と張子栄の会話を聞き、2人の本心を知った仁宗は衝撃を受ける。一方、西夏との内通者について捜査を進めていた包拯は、ある作戦を使い西夏の間者・野(や)利(り・)青(せい)をおびき出そうとするが、現れたのは思わぬ人物であった。包拯は投獄された范仲淹に事情を聞こうと牢へ向かい、同じく […]
西夏の軍師である張元との交渉に臨んだ范仲淹。辺境軍の全滅を食い止めるも、企みが露呈し捕らわれてしまう。しかし、民のために尽力する忠臣を張元は殺せず、范仲淹は解放されて帰国の途に就く。宋では、展無為が展昭に説得され、とうとう王延齢の罪を暴露。王延齢は権力争いから脱落し、均衡を保って […]
展昭が奪い返した張元の家族を巡り、包拯一行、張子雍率いる一団、そして展無為と西夏の女が入り乱れての戦いとなる。ところが、馬車は川へ落ちて家族は死んでしまう。密かに開封府へ戻った包拯は仁宋に状況を報告、王延齢が今回の黒幕である可能性を伝える。仁宋より開封府尹への復職を許された包拯は […]
王朝と馬漢は江湖の侠客である“四(し)鼠(そ)”と協力して詔を偽装し、大理寺から包拯を救い出す。包拯は身の潔白を示すため、尹若朝の助けを借りて密かに仁宋に謁見、大理寺卿である段安(だん・あん)を聴取しようとするが、段安は王延齢の手で口を封じられてしまう。危機感を抱いた仁宋は、包拯 […]
宋の辺境軍は西夏軍の要撃に遭って包囲され、6日も飲まず食わずだった。解放には、西夏の軍師・張元(ちょう・げん)の家族引き渡しが条件。兵の命を守りたい張徳林は要求に応じるよう訴えるが、陛下や王延齢は要求に応じることなく辺境軍を救出するべきだと主張する。そこで張徳林は水面下で西夏と取 […]
朝廷の理不尽さに業を煮やした張子雍は、自ら屋敷に乗り込んで陳世美を捕らえ、包拯の前に差し出し処刑を迫る。言い逃れを繰り返し、包拯に責任転嫁をする陳世美。しかし「どんな悪人であれ皇帝の許しもなく殺すことはできない」と、包拯は処刑を拒むのだった。その頃、知らせを聞いた張徳林と王延齢は […]
包勉の罪を許せば、端午を死に追いやった陳世美も生き延びる。しかも今度こそ秦香蓮親子は殺される。包拯の義姉はある決意を持って牢にいる勉を訪ねた。包拯が“いい役人”を貫けるよう、我が子をあの世へ送るのだった。包拯は涙をこらえて陳世美の斬首を皇帝に訴える。陳世美にしか判読できない暗語を […]
秦香蓮母子を開封府に保護した包拯だったが、端午はフバ府に捕らえられていた。包拯は秦香蓮母子と端午を交換しようという陳世美の申し出を断り、葛藤しながらも仁宋の前で陳世美の罪を包み隠さず報告する。だが陳世美は大理寺に収監されるだけに留まり、端午はフバ府で包拯の子を産んでそのまま息を引 […]
追っ手から逃れた秦香蓮たちだったが、カンキは深手を負っていた。カンキは最後の望みに賭け、開封府を頼るよう秦香蓮に伝える。だが夫を疑うことができない秦香蓮は、陳世美に助けを求めてしまい、陳世美の配下に包囲されてしまう。フバ府を監視していた包拯たち、そして包拯の手を借りて陳世美を始末 […]
包拯は失踪した包勉、一緒に逃走したと思われる秦香蓮親子やカンキを捜すために、ある計略を思いつく。それは陳世美に揺さぶりをかけ、カンキの居場所を突き止めるというものだった。思惑通り包拯に惑わされた陳世美は、カンキを始末するため刺客を放つ。だがカンキと刺客が格闘しているところへ、雨柔 […]
辺境より帰京した安禄山は、これまでの功績を認められ盛大な歓迎を受ける。そして玄宗の前で改めて忠誠を誓った。一方、楊国忠は安禄山の長子と皇族の縁談を玄宗に提案し、その婚儀を理由に安禄山を都に留め、勢力をそごうと企む。沈珍珠は、一族を皆殺しにした黒幕捜しのため尚宮局に忍び込もうとする […]
媚薬を飲ませたことを知られ、非難を受ける李太妃。しかし彼女の思惑を知った青女や張徳林は黙って引き下がるほかなかった。その頃、老臣たちの勢力を削いで新政を始めようと頭を悩ませていた仁宗のもとに水害を知らせる急報が到着。災民救済と匪賊(ひぞく)討伐は王延齢と張徳林の手に託される。仁宗 […]