西夏(せいか)が再度、宋の領土に侵入してきたが、国庫から銀子が出せない宋は打つ手がない。そこで宰相の王延齢は、不当に銀子を着服した者を数名見せしめにすることを皇太后に提案する。一方、皇太后は先日の刺客による襲撃が弟の劉復を狙ったものとして、仁宗に毒が盛られた事件と共に真相解明に当 […]
きょきの犠牲によりミーユエとびじゅうは殉葬を免れるが、威后から陵墓を守る命を受け侍女の葵姑と共に郊外へと追い払われる。それでも女医の摯や黄歇に助けられ、自由を謳歌しながら多くの学びを得るミーユエ。数年後、先王供養の祭礼のため王族一同が陵墓を訪れた際、毒草でかぶれた王后、鄭袖をミー […]
八賢王の謀反を防いだ功績として監察御史に抜擢された包拯は、いきなり朝議で張徳林の戦功を否定したため、張徳林から王延齢の軍門に下ったと目をつけられる。包拯が朝議で発言した直後、幼い仁宗(じんそう)が倒れてしまう。何者かが仁宗に毒を盛ったのだ。皇太后の劉娥と張徳林は、自分たちが手を下 […]
後宮に戻った向妃は王后への復讐を果たすため毒を飲んで自害を図る。その死の瀬戸際、毒を盛ったのは王后だと楚王に告げたことで、王后と太子は王の怒りを買い、地位剥奪の危機に。きょきはミーユエの弟、びじゅうが太子の座を奪えると期待を膨らませるが、突然楚王が病に倒れ崩御してしまう。結局、太 […]
菓子に毒を入れたのは乳母だと知った真宗は、再度包拯を参内させ、これまで自分が抱き続けてきた疑問を問う。包拯は、5人の皇子を殺した黒幕は、皇子のすり替えを知っていた者だと断言。真宗は兵符を託した八賢王が黒幕だと確信するのだった。その頃、八賢王は皇帝の兵符をかざし、各地の兵を開封へと […]
向夫人が懐妊。楚王はその知らせを吉兆だと考え、越と斉への出陣を決定する。無事男児を出産した向夫人は妃に昇格したのもつかの間、王后の策略にはまり、王宮から追放されてしまう。3年が経ち、ミーユエとその弟、びじゅうはきょきの元で暮らしていた。他の公主からの嫌がらせにも屈しないミーユエだ […]
冷清の仲間だと疑われ杖刑(じょうけい)を受ける包拯は、雨柔から託された文を持っていたことで、さらなる騒動に巻き込まれてしまう。このままでは科挙を受けられなくなると考えた包拯は、宰相の王延齢(えんれい)と開封府尹の尹若(じゃく)朝(ちょう)を巻き込み、ある作戦に打って出ることに。そ […]
益児は皇宮での暮らしを嫌い、相変わらず周懐仁を父と慕っていた。そんな2人を見て、真宗は益児が本当に自分の息子なのかと疑いを抱く。真宗の疑いを晴らすべく、周懐仁がその証を立てるが…。科挙を受けるため都へ向かう包拯は、冷(れい)清(せい)と名乗る青年を旅の道連れに迎える。無事に開封に […]
乳母の夫に益児の居場所を突き止められたと知った真宗は、すぐに益児を皇宮に連れ戻す。だが外の世界しか知らない益児は、真宗を対面した大殿の場で、周懐仁に対し“父さん”と叫んでしまう。その頃、包拯は科挙を受験するために、義姉たちに別れを告げて都へ向かっていた。だが道中水浴びをしていた包 […]
皇宮から連れ出された皇子・益児(えきじ)は、皇帝の侍衛・周懐(かい)仁(じん)と乳母の子として元気に育ち、将来は師の孫娘・周児(しゅうじ)を嫁にすると約束していた。そんな中、益児の身代わりである偽皇子が無事に育つ姿を見て、真宗は皇子を狙う下手人の存在に疑問を抱き始める。一方、兄を […]
晴川に似ている花影(かえい)に雍正帝は心を奪われてしまい憐児の事など忘れてしまっているようだった。そして息子の弘暦も憐児を嫌い憐児は孤独になっていた。そして、とうとう雍正帝が倒れ、憐児が駆けつけるが…。
雍正帝から愛されていることを知った憐児は宮中にもどり貴妃に封じられる。しかし、憐児が後宮の環境に生き抜けるか心配な雍正帝は、命ある間に実息の弘暦と憐児の為に整理をしようとしている時、晴川(せいせん)が目の前に。
謀反を企てた札蘭泰の黒幕だった将軍を落命させ終息に向かった。しかし、この一件で雍正帝は札蘭泰に毒を盛られ体が蝕まれていたのだった。そして果親王は城をまた出て行こうとし、蘇に引きとめられるが…
冷遇され自分の身を案じる謙貴人は、玉漱に将軍を自分に紹介して欲しいとお願いするが考えが甘いと断られてしまう。謙貴人は自らが将軍の目の前に現れる。そして謙貴人は将軍に剣譜と自分の身を捧げるのだった。
雲嬪は牡丹から明日処刑されてしまう曾に最期の差し入れを託され持っていく。翌日、断首処刑される寸前に曾は差し入れの菓子の中に入っていたナイフで縄を切り、雍正帝に飛びかかり殺害しようとする。
法器によって催眠術にかけられた雍正帝は、将軍に政治的に操られていた。周りの宦官は雍正帝らしからぬ数々の発言に怪しむが、何が起こっているのかは全く分からない。雍正帝はある場所にいくと憐児との記憶の断片が蘇るのだった。
以前の記憶が無いが無垢な気持ちで憐児に接してくる雍正帝に憐児は魅かれていったが、紫禁城まで送ると決めた憐児と果親王。雍正帝を憐児はなだめ都に戻すが、将軍は記憶喪失の雍正帝を利用しようとする。
李は牡丹になりすましている雲嬪にある人物を会わせる。その人物とは焼死したと思っていた牡丹だった。李は雲嬪に騙されていたことに気が付いていたのだった…李は2人の立場を利用し金儲けをしようとする。
皇帝の遺言により第四皇子は皇太子になった。第八皇子は皇太子に物申し捕えられてしまう。皇太子は晴川へ想いを告げ、唯一の願いである清川と添い遂げることを第八皇子の釈放の条件とする。清川は承諾し、宮中に入ったが、心は第八皇子の元にあった。そして晴川は現代に戻る決意をする。
雍正帝と別れ紫禁城を後にした憐児。憐児は蘇が料理人として連れて来た果親王と再会する。果親王から憐児を守る為に料理人になったこと、そして一緒なることを熱望されるが、憐児はどこか雍正帝のことが忘れられないのだった。