皇帝の死期が迫り来ていた。第八皇子は皇帝が自分を皇太子にする気が無いことを知り、やけ酒を飲んでいたが晴川がなぐさめる。第八皇子は二人で宮廷の外で暮らそうと言うのだった。晴川は第四皇子の前に姿を現し、皇帝になっても第八皇子に手を出さないことを約束させ聖志を用意させる。
憐児はお腹の子を亡くしてしまう。流産が麝香の香りのせいだと分かり、犯人は玉漱だという哀しき事実に。監禁された玉漱は憐児を呼び出す。そして玉漱の口から思わぬ共犯者の名前を聞いた憐児は失望する。
皇后妃のさしがねにより嘉嘉が果親王のために取った行動に対して果親王は嘉嘉に憤慨し、出て行ってしまう。果親王が嘉嘉への想いに気が付き戻るが、嘉嘉はショックのあまりに毒を飲んでしまい…。
冷宮している僖嬪の娘は面倒をみる人がいなく、とうとう亡くなってしまう。しかし、素言は晴川の前に姿を現し、娘の面倒を頼む。そして素言は僖嬪に晴川が娘を虐待していると告げ口する。晴川は娘の元に行くと亡くなったことを知らされ、そこにとり乱した僖嬪が現れ晴川を殺そうとする。
果親王と慎郡王は反逆の罪で処刑されようとしていた。憐児は作戦を立て実行するが犯人がなかなか現れない。雍正帝も心の中では弟ふたりを失うのは辛く思っていた。そしてとうとう処刑当日の日が来てしまう。
第四皇子は皇帝に紫芋を届けるが、食べた皇帝が吐血してしまう。第四皇子は芋に毒を盛った疑いをかけられ宗人府に連行される。正室の金枝は素言に助けを求め、成功した際には正妻の座を譲り自らの死を約束する。皇帝の寝室に小春(年羹堯)が忍び込むが、皇帝は第四皇子の為だということを分っていたの […]
第十四皇子が宮廷に戻ってくることになり徳妃は喜んでいた。途中、町で素言と出会い第十四皇子は素言にすっかり虜になっていた。素言も心通わそうとするが、素言は第四皇子への想いがあった。そして素言は遂に第四皇子の目の前に現れ想いを伝え、第四皇子は素言を側室にする決意をするのだった。
李は雍正帝を殺そうとした刺客の捜査を命じられたが、果親王と拳を交え故意に怪我をし、代わりに怪我をさせた果親王が調査をすることに。寧古塔で調査をすると、生きながらに死人のような不可解な人間達がいるのだった。
晴川は凝香に第十三皇子の想いを届けようと宮廷に出向くが、偽者の晴川に見つかり、斬首されようとするが、本物の晴川と気が付いた第八皇子が現れ助ける。しかし、第八皇子には晴川を証明する手立てがなかった。捕えられたままの晴川の元に良妃が現れ、ある事実を告白された晴川は、第八皇子の為に決心 […]
雍正帝が庭を歩いていると、宮中から脱出を計る慎郡王(しんぐんおう/第十九皇子)と会う。爵位を捨ててでも妓女の百合(びゃくごう)娶りたいと訴える慎郡王に雍正帝は全てを捨て幸せになれと見送るが…
婚礼の日、偽者の晴川は花嫁かごに乗っていた。晴川は監禁から抜け出し、婚礼行列の群衆の中から第八皇子と叫ぶが、第十三皇子に捕えられる。第八皇子は目の前の晴川が晴川ではないと疑い良妃に相談するが諭されてしまう。ある日、皇帝暗殺未遂事件が起こり捕まった刺客が黒幕は第四皇子だと自白する。
玉漱からの密告により雍正帝は憐児の密会を疑い、病に倒れる果親王の元にやってきた。2人の密会を知っている果親王の妻の嘉嘉が気を利かせ面会を拒否するが、部屋に入ってしまうのだった…
この時代で第八皇子と一緒になる決意をした晴川。皇帝から結婚の許しをもらい婚礼を目の前にした二人。しかし、第十三皇子が町で晴川と瓜二つの奴隷が売りに出されているところに遭遇し、その女を買い晴川とすり替える計画を立てる。第四皇子から反対されるが、結婚式の前日、晴川は第十三皇子にさらわ […]
果親王が疫病にかかってしまうが、治療薬が手に入らず生命の危機が迫っていた。玉漱が李と取引をして薬を手に入れ憐児に渡すが、憐児には果親王に渡す手立てが無い。憐児は玉漱から果親王に届ける秘策を提案される。
無事に死刑を免れた良妃は晴川に自分の秘密を明かす。良妃は現代では刑事で林に捜査で入った時にタイムスリップしたのだと。そしてこの世で起きた事も全て晴川に話すのだった。晴川はタイムスリップして現代に帰れる可能性と第八皇子を現代に連れて行こうとすると存在が消えてしまうのだった…晴川は、 […]
雍正帝が憐児に上奏書を代筆させていたことに、大臣たちが政に女人が関与することは反すると、憐児に処罰を拝謁するが雍正帝は取り合わない。そしてある晩、憐児が刺客に襲われ誘拐されるところを蘇が通りかかり…
ある夜、晴川は良妃が黒いマントを被り出て行くのを見かける。後を追っていくと焼き場で方位磁石を見ながら赤色の紐で石を囲んでいた。それは晴川がタイムスリップした時の状況と同じであった。良妃も現代から来たのか?晴川は現代に戻れるかも知れないと喜ぶ半面、第八皇子との関係はどうなるのかと考 […]
憐児の親友の玉漱の結婚相手を見つけるため宮中にて園遊会が開かれる。出世を目論む李が参加するが玉漱からの質問対する答えで玉漱を怒らせてしまう。その夜、失望した玉漱は外に涼みにいくと、そこにいた雍正帝と出会う。
小春は母親の病気を治すお金が必要な為、辛者庫にいる晴川に遺品の財宝を盗み流してくれるように頼む。晴川は小春の母親の為に品を川に流し小春は川から拾おうとするが、ふたりのやりとりを不審に思っていた十八皇子は小春の後を追いかけていた。どんな理由があれ晴川を利用するならばお前を殺すと小春 […]
雍正帝は軍を率いて戦に──憐児は雍正帝の安否を確かめに戦場へ向かう決意をする。憐児は宮女を騙し、札を手に入れ宮中を出る。しかし戦場へ向かう途中に敵軍に遭遇してしまい拉致され人質になってしまう。